金融機関・機関投資家向け投資ソリューション設計基盤

資本保全を第一に。
その上で、規律ある成長を。

ZEOSは、TJX Investment OSを基盤に、資本保全運用枠と成長機会運用枠を異なる役割として設計し、一つの仕組みとして連携させる投資ソリューション設計基盤です。

テクノロジー、分析機能、業務手順を通じて、資本保全を目的とする構成と、定められたリスク範囲内での成長機会への参加を支援します。

役割の異なる2つの運用枠。一つのZEOS設計基盤。

資本保全運用枠と成長機会運用枠がそれぞれどのような役割を担い、TJX Investment OSのテクノロジー、分析機能、業務手順によってどのように支えられるのかをご紹介します。

資本保全と成長の両立には、構造的な課題がある。

長期投資では、資本をどのように保全するか、成長機会をどの範囲で取り込むか、投資判断の一貫性をどのように保つかを、全体の仕組みとして設計する必要があります。

資本保全と成長の両立

資本保全を重視する資産は成長余地が限定される一方、より高い収益を追求する戦略では、投資資金がより大きな損失リスクにさらされる可能性があります。

一貫した投資判断

感情や短期的な市場変動への反応は、長期的な運用方針に基づく一貫した判断を妨げる可能性があります。

高度な戦略へのアクセスと管理

高度な投資戦略には、利用機会だけでなく、評価、リスク管理、継続的な監視、ガバナンスの面でも複雑さが伴います。

役割の異なる2つの運用枠を、一つの設計基盤で組み合わせる。

ZEOS(Zero-Coupon Enhanced Opportunity System)は、TJX Investment OSを基盤とする、金融機関・機関投資家向けの投資ソリューション設計基盤です。

Capital Preservation Sleeve

資本保全運用枠

資本保全運用枠では、適格なゼロクーポン債または同様の満期型資産を用い、適用される商品条件のもとで、満期時の価値が基準資本額に近づくことを目指します。

具体的な対象資産や条件は、金利、運用期間、通貨、資産価格などを踏まえて設定されます。

Opportunity Sleeve

成長機会運用枠

成長機会運用枠では、承認された投資戦略、ポートフォリオまたは市場に対し、あらかじめ定められた投資基準とリスク上限のもとで、資金を選択的かつ段階的に配分します。

適切な投資機会が基準を満たすまでは、資金の全部または一部を未配分として確保します。これにより、投資機会を見極めながら、追加的な収益機会を追求します。

配分について

2つの運用枠への配分比率は固定されていません。実際の配分は、金利、運用期間、資産価格、手数料、適格資産および最終的な商品条件によって異なります。

投資機会を見極め、段階的に資金を配分する。

成長機会運用枠では、資金を常に全額投資するのではなく、定められた投資基準とリスク上限に基づき、投資機会を評価しながら段階的に配分します。

1

留保

将来の投資機会に備え、資金を未配分のまま確保するためのルール設定を支援します。

2

評価

データと分析機能を通じて、対象となる投資戦略や市場環境の評価を支援します。

3

配分

運用方針とリスク上限に基づき、承認された投資機会への段階的な資金配分を支援します。

4

モニタリング

市場環境、リスク、ポジションおよび運用実績を継続的に分析・監視します。

5

見直し

モニタリング結果に基づき、配分の継続、調整、停止または再配分に関する見直しを支援します。

金融機関側の価値

投資機会が基準を満たすまで資金を留保し、承認後も継続的に状況を確認することで、運用方針に沿った段階的かつ一貫性のある資金配分を支援します。

各金融機関の体制に合わせて実装し、満期または継続までを支える。

ZEOSは、金融機関の商品条件、運営体制および提供形態に応じて実装できます。導入にあたっては、商品提供、投資判断、資産管理、取引執行などを担う関係事業者と連携します。

1. 金融機関ホワイトラベル

金融機関が、自社のブランド、商品設計およびガバナンスのもとでZEOSを導入する形態です。

2. ファンド/投資ビークルとの技術連携

適切に組成されたファンドまたは投資ビークルが、ZEOSのテクノロジー、分析機能および業務手順を活用する形態です。

3. 認可事業者との連携

必要な認可・登録等を有する運用会社、助言事業者または口座提供事業者と連携して実装する形態です。

主な連携主体

商品提供事業者

商品設計、顧客契約、適合性確認および販売

運用会社・助言事業者

投資判断およびポートフォリオの監督

カストディアン・銀行

資産保管、口座管理および決済

管理会社

資産評価、記録、照合および報告

ブローカー・プライムブローカー

取引執行、取引インフラおよびポジション報告

TJX Group

テクノロジー、分析機能、業務手順および設計基盤の提供

導入から満期までの流れ

1

導入条件を整理する

実装形態、運用方針、機関内の承認、適格性・適合性および必要なAML/KYCプロセスを整理します。

2

資本保全運用枠を構成する

最終的な商品条件に基づき、資本保全運用枠の条件と適格な満期型資産の要件を設定します。

3

関係事業者と接続し、実装する

成長機会運用枠の実装に必要な関係事業者、データおよび業務手順を接続し、定められた条件に沿った運用体制を整備します。

4

運用状況をモニタリングする

運用期間を通じて、テクノロジー、分析機能、記録および報告を通じた継続的な運用管理を支援します。

5

満期または継続に対応する

最終的な商品条件に基づき、満期、償還金の処理、再投資または新たな条件での継続に対応します。

複数の金融機関とソリューションに対応する、再利用可能な基盤。

TJX Investment OSは、ZEOSの実装に必要となる以下の領域を支援します。

オンボーディング、投資家向け画面、レポーティング

商品設定と運用期間管理

投資機会、ポートフォリオ、市場局面の分析

リスク上限の設定とモニタリング

判断・承認・見直し過程の記録

カストディアン、管理会社、ブローカーなどとのシステム連携

分析モデルは投資判断に必要な情報を提供するものであり、最終的な投資判断は、適切な認可・登録等を有する責任主体が行います。

投資判断と運用を、多角的な管理で支える。

ZEOSは、資産、投資戦略、市場、流動性、業務運営およびガバナンスに関する管理・モニタリングを支援します。

資産管理

適格資産の基準、発行体の信用状況および満期条件を確認します。

投資戦略の管理

対象となる投資戦略を評価し、運用方針、リスク上限および停止条件を管理します。

市場・ポートフォリオ管理

投資比率、分散状況、損失幅および市場環境を継続的に確認します。

流動性管理

対象資産の流動性、取引上限、および市場環境が大きく変動した場合の取引可能性を確認します。

業務運営の管理

アクセス管理、サイバーセキュリティ、記録および照合を通じて、業務運営を支援します。

ガバナンス

責任分担、承認手続き、監督、監査および報告の体制を支援します。

資本保全を第一に考える、機関向けソリューションを共に。

ZEOSの構造、テクノロジー、分析機能、実装形態および関係機関との連携について、金融機関・機関投資家の皆様からのご相談を承ります。

貴社の目的、対象法域、提供形態、既存の運営体制を確認したうえで、具体的な協議範囲を整理します。

重要事項

ZEOSは元本を保証するものではなく、資本保全を目的とした設計です。

ZEOS自体は、ファンド、証券、預金、運用口座その他の金融商品ではありません。

TJX Capital Japanは、金融商品の募集・勧誘、投資助言または投資運用を直接行うものではありません。

金融商品の組成、募集、勧誘、投資助言、投資運用その他の規制対象業務は、各法域において必要な認可・登録等を有する事業者が担当します。

成長機会運用枠は市場リスクを伴い、損失が生じる可能性があります。

ZEOSの具体的な提供可否および実装内容は、対象法域、最終的な契約書類、商品条件、関係機関およびカウンターパーティによる承認、デューデリジェンス等を前提とします。

本ページに掲載する図解、資金配分例および構成例は説明を目的としたものであり、将来の運用成果の予測、約束または保証を示すものではありません。

モデル、分析機能およびテクノロジーによる出力は意思決定を支援するものであり、専門家または適切な責任主体による判断を代替するものではありません。

各サービスの契約主体、提供主体、提供範囲および提供条件は、案件ごとに個別にご案内します。